こんにちは。Webデザイナー兼コピックイラストレーターの柚水流亜( @yuminaruaBlog/@yuminarua)です。
突然ですが、あなたは絵を塗る時どこを塗るのがいちばん好きですか?
肌・髪の毛・目なども好きなパーツではありますが、一番好きなのはおそらく「唇・口紅」です。笑
また、キャラクターの属性や雰囲気を決める要素のひとつが「口元」だと思うので、唇を塗る時はとても気を遣います。
というわけで、今回は唇を塗るのが好きな私が、コピックでいろいろな色の口紅・リップグロス・リップカラーを表現してみました!!
「くちびる(リップ・口紅)6パターン塗ってみた」コピックメイキング
オレンジナチュラルリップ系
肌なじみの良いR系の色でサッと塗り、ホワイトの艶はやや少なめで塗ります。
肌色に近いR系や、肌色に使うYR00などを使うとナチュラル感が出やすいです。
オレンジうるつやリップ系
R0000でしっかり唇全体を塗ってから、上唇と下唇の境界線・唇の中心から外側に向かってR14→R0000でグラデーションになるように塗っていきます。
濃い色は特に中心部にのみポイントで塗り、外側にはほとんど色をつけないように意識すると、みずみずしい色づきになります。
今回はコーラル系のR14をメインカラーに使っていますが、R08やRV42など、いろいろな色を組み合わせるのもアリです。
ホワイトは多めに入れると、よりツヤ感が出せると思います。
かわいく自然なセクシーさをキャラクターにもたせたい時にこの塗り方を良くします。
赤しっかりリップ系
コピックのインクをしっかり滲ませるより、濃い色を薄い色で伸ばしながら馴染ませるように塗っていきます。
そうすると"濃い色がにじみすぎて失敗する"ということも少なく、しっかり色づくマットなリップの印象になります。
若々しいセクシーなキャリアウーマン系の女性の雰囲気を出したい時はこの塗り方がオススメです。
紫しっかりリップ系
先ほどの「赤しっかり系」のカラーを変えた紫っぽい色のバージョンです。
RV34・RV32だけでは肌色に馴染みにくい感じがしたので、R81も加えました。
ピンクうるつやリップ系
若々しい蛍光ピンク系のリップカラーで、ホワイトも多めに入れてグロス感を出しています。
薄い色→濃い色で唇の中心から外側に向かってグラデーションするように塗り、唇の膨らみにも濃い目の色を少し塗ります。
青み(V系)の入ったピンクは、使う肌色によって似合う・似合わないが出がちなので注意が必要です。
オレンジしっとりリップ系
元気でハツラツな印象のオレンジ色リップカラーです。
塗り方自体は先ほどの「ピンクうるつやリップ系」と同じで、色をYR系に変えただけですが、色が違うだけでガラッと印象が変わりますね。
下地・ベースカラー・メインカラーの組み合わせで色々なリップが表現できる
下地の色・ベースカラー・メインカラーの組み合わせ次第でいろいろなリップカラーを表現することができます。
また唇の端まで色を塗るか、中心部だけ塗るかによっても表情は変わりますよね。
同じ塗り方でも色を変えるだけで印象が変わるのも楽しいですし、それができるのはカラーバリエーションの豊富なコピックならではだと思います!
▼金髪・瞳を6種類に塗り分けてみた
今回使用した画材
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音声解説版はpixiv FANBOX(有料)にて視聴できます
今回は音声解説版をpixiv FANBOXの有料支援者様向けに公開しています。
どんな風に色を選んでグラデーションにするか、私自身で喋りながら塗っている所を動画にしています。
速度も等倍なので、ペン先の動きなどはこちらが分かりやすいと思います。