【コピック初心者向け】肌色の色番号オススメ9種類・塗り方紹介(動画あり)

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

こんにちは。Webデザイナー兼コピックイラストレーターの柚水流亜( @yuminaruaBlog@yuminarua)です。

 

私はコピックという画材が大好きで、中学生の頃からコピックを使ったイラストを描いています。

今ではコピックを200色以上所持しています!

コピックってたくさん色があって楽しいけど、いざイラストを塗るとなると何色を使ったらいいのか迷いますよね。

コピックは1本が税別250円〜と、決して安くはないので、コピック初心者の方にとっては「最初に何色を購入すべきか」という問題は切実です。

 

今回はそんなコピック初心者さんに向けに、キャラクターを塗るのに必須の【肌色】について、

  • 基本的な肌の塗り方
  • 肌色に使うコピックの選び方
  • 肌色のオススメ色番号9パターン

をご紹介します!

塗りたいキャラクターのイメージにあった肌色を選ぶ際の参考になれば嬉しいです!
スポンサーリンク

基本的な肌の塗り方

肌の塗り方は人によって違いますが、私の場合はざっくり以下のような塗り方をしています。

  1. 肌色のベースとして明るめの影を塗る(一番明るい部分は塗り残して白にする)
    肌色のベースとして明るめの影を塗る(一番明るい部分は塗り残して白にする)
  2. 明るい影(ベース)〜ハイライトをグラデーションになるように、ぼかしながら塗る
    明るい影(ベース)〜ハイライトをグラデーションになるように、ぼかしながら塗る
  3. 影が暗くなる部分は別途濃い色で塗る(場所によってはグラデーションになるように塗ります)
    影が暗くなる部分は別途濃い色で塗る(場所によってはグラデーションになるように塗ります)

 

暗い影の部分としては、主に以下のような箇所を塗っています。(↓の画像で紫色の斜線になっている部分)

基本的な肌の塗り方

  • 鼻の下
  • 髪の毛の影
  • 唇の下
  • 服の影
  • 指の間などの皮膚が重なっている部分

もちろん、光源や顔の角度などによって陰影になる部分は変化しますが、最初の内はとりあえず「ざっくりこの辺が影」程度で塗ってもいいと思います。

複雑な陰影を考えながら塗ればリアリティは出ますが、上級者向けなので徐々に意識できるようなれば良いかと思います。

私もなるべく頑張って陰影を考えながら塗るようにしてますが、難しいですね
スポンサーリンク

肌色に使えるコピックの色番号

まず、私が所持しているコピックを以下のパターンに分けてみました。

コピックのいろいろな肌色

基本的にはこのリストの中から、ハイライトの色(淡)・ベースの色・影の色(濃)を1色ずつ選んで塗っていきます。

コピック肌色のカラーチャート

赤系・黄色系で分けていますが、チョイスする色の系統が離れすぎるとグラデーションが難しくなるので、なるべく近い系統から選ぶといいと思います。

スタンダードな肌色

例えば個人的に1番よく使うスタンダードな肌色は以下の3色です。

  1. ハイライト→E000
  2. ベース→E00
  3. 影の色→YR00

上記の場合はやや赤みのある健康的な肌色になり、女性のキャラクターなどによく使います。

これをひとつの基準として、例えば色白の女性の場合や、男性の肌は以下のような感じで色をチョイスします。

色白の女性の肌を塗る場合
ピンク系で色素の薄い肌色
  1. ハイライト→R0000
  2. ベース→E000
  3. 影の色→E00
    健康的な男性の肌を塗る場合
    黄色系の健康的な男性の肌色
    1. ハイライト→E50
    2. ベース→E51
    3. 影の色→E53

    こんな感じで、基本的には3色を使って塗っています。

    いつもは3色に加えて、【調整用の薄い色】【更に濃い影の色】も使って大体4〜5色使います

    【コピック塗り方講座】肌色9パターンをコピックで塗ってみた(YouTube動画)

    実際に9種類のパターンの肌色を塗ってみました

    動画内で塗ったコピックの肌色9パターン

    9種類の肌色を塗り分けてみた

    R000(ハイライト)・E00(ベース)・YR00(影)

    一番私がよく使う鉄板の組み合わせで、グラデーションにしてもムラになりにくいので、初心者さんにまずオススメするセットです。

    また男性キャラにも女性キャラにも使いやすいベーシックな色だと思います

    E50(ハイライト)・E51(ベース)・YR00(影)

    黄色系ベースに、影のみオレンジ系を使った配色です。
    男性や元気系キャラ、子供の肌はこの組み合わせを使うことが多いです。

    ちなみにこのブログのアイキャッチの人物イラストもこの組み合わせを使っています。笑

     

    E50(ハイライト)・E51(ベース)・E53(影)

    画像だとわかりにくいですが、全体的に黄色みが強い肌色になります。
    成人した男性キャラでよく使う配色です。

    E5系で統一してあるので、グラデーションがやりやすいです!

    R0000(ハイライト)・E000(ベース)・E00(影)

    陰影をハッキリさせずに柔らかく塗りたい時は、あえて00系で塗るのもアリです。
    ハイライトにR系を使っているので赤みの強い肌になります。

    明るい色ばかりなので、初心者にも塗りやすいと思います。

    色白なキャラを塗る時にも使えます!

    E0000(ハイライト)・E00(ベース)・E11(影)

    影の色が濃いのでメリハリのある肌色になります。
    影に使用したE11は赤みが強いので、少しだけ上品な印象になる気がします。

    E0000(ハイライト)・E00(ベース)・E21(影)

    先ほどと影の色だけを変えたバージョンです。
    画像だと分かりづらいかもしれませんが、こちらはE21と黄色の強い影の色を使っているので、全体的に肌色が暗く見え、男性的な印象になります。

    YR000(ハイライト)・E11(ベース)・E13、E15(影)

    日焼けした色黒キャラの肌色です。
    E1系はグラデーションがしやすい組み合わせなので、難しい日焼け肌も失敗しづらいです。

    E15を使わずに、E11でベースを塗る面積を調整すれば、もう明るいトーンの日焼け肌も表現できます。

    E50(ハイライト)・E41(ベース)・E21(影)

    ベースのE41がくすんだベージュなので、血色の悪い感じ・病弱設定のキャラやトーンの暗い作品の人物として使いやすい配色です。

    R000(ハイライト)・E00(ベース)・YR00(影)

    赤みに寄せた肌色になります。
    ハイライトにR0000〜R000を使うと、ピンク色感が増して肌に透明感やツヤが出る気がします。
    成人した女性キャラに使いやすい配色です。

    このように、他にも組み合わせを変えれば、更に様々なパターンの肌色を作ることができます。

     

    肌の陰影にはRV・BV系のコピックもおすすめ

    今回は純粋にE系をベースとした肌色をご紹介しましたが、肌の陰影としては下記のようなRVやBV系の淡い色もおすすめです。

    • BV31
    • BV20
    • B60
    • RV91
    • V91
    • E70、E71

    光の波長の関連性を考えると、本来”影”は紫や青系になるのが基本です。

    ですので、ベースの肌色を塗りつつ、髪の毛の影や首もとなどの濃い陰影ができる部分には上記の色を重ねると、より上級者っぽい透明感・奥行きのある肌を表現することができます。

    スポンサーリンク

    コピック初心者におすすめのセット

    単品でコピックを揃えると、どんな色の組み合わせが相性がいいか分からないですよね。

    そんな方には初心者向けに販売されているコピックのセットがオススメです!

    コピックチャオ6本セット キャラクターセレクト 1 ベースカラー

    コピックの肌色だけを集めたセットです。
    「肌色を塗るなら、まず間違いない」色が揃っています。

    コピックスケッチ12色 人物を描くためのセレクト1

    セレクト1とセレクト2がありますが、セレクト1は特に肌色に特化しています。

    唇や頬の赤みを表現するのに必須のR系だけでなく、陰影としても使えるB000・BV000が同梱されているので、このセットだけで幅広い肌色の表現が可能です。

    他にも自分の手持ちのコピックを色々組み合わせて試してみてくださいね!

    音声解説版はpixiv FANBOX(有料)にて視聴できます

    今回も音声解説版をpixiv FANBOXの有料支援者様向けに公開しています(^^)

    どんなことを意識しながら色を選んでいるかなどを、解説を交えつつ着色しています。

    また解説中は等倍速処理しているので、コピックのペン先の動きなどはこちらの方が分かりやすいかと思います。

    以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!

     

    ▼あわせて読みたいコピック初心者向け「パーツ」ごとに塗り分けてみた記事
    ▼その他のイラスト初心者向け記事
    スポンサーリンク

    Twitterでフォローしよう