こんにちは。Webデザイナー兼コピックイラストレーターの柚水流亜( @yuminaruaBlog/@yuminarua)です。
2019年5月1日、ついに新元号「令和」に変わりましたね!
世間の令和記念ムードに流され、私も「令和」をイメージしたイラストを描いてみました。
コピックで水彩風に塗ってみた(YouTube動画)
- 水彩風の柔らかい塗り方
- 人物(淡い女性の肌色・髪・目など)
- 梅の花
肌・頬:R0000・YR000・R00・R20・R14
髪:YR30・R20・R00・E70・E71・R02
瞳:0・YG21・BG57・BG72・YG61
リボン:YR30・YR31・R00・R20・R14
服:RV0000・RV91・YR0000・R0000・YR30・YR31・V20
襟・帯:R81・R83・R85
装飾品:YG21・YG93・YG61・G21・YG30・Y28・YR61・YR65
梅の花:YR31・YR30・R00・R20・R14
背景:0・E40・B02・B00・B0000・Y0000・BV000・BV0000
樹:E81・E84・E70・R20・YR0000
今回は水彩風ということで、濃い色はあまり使わず、0000系の薄い色やカラーレスブレンダー(0番)を多めに使っていきます!
肌
水彩っぽく塗るために陰影はハッキリつけず、頬・鼻・輪郭まわりなどを中心に大胆にぼかしながら塗っていきます。
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髪の塗り方
肌なじみの良いYR30・R20・R00を下塗りしてから、E70・E71をベースに使います。
髪の流れはあまりハッキリ書き込まず、ハイライトも0番(カラーレスブレンダー)で色をぼかしながら抜いてザックリ塗っていきます。
服の塗り方
シワができそうなところを、ザックリ広めに範囲をとってフワッと塗ります。
YR30で黄色みを足して、柔らかい印象にしています。
グラレーションのついた布も、布のドレープを意識しすぎず、おおざっぱに色の変化をつけます。
柄はコピック(R85)で描き込んでいきます。
梅の花の塗り方
0000系の薄い色でしっかり下塗りをしてから、花弁の外側から中心に向かって、R14→YR31のグラデーションになるように塗ります。
背景の塗り方
E40で背景の樹の枝を描き込んでいきます。
ここでも陰影や樹の節はE40を重ね塗りをして、ほんのり陰影を出します。
先程塗った背景の枝をよけながら、空の色を淡めに軽く塗ります。雲はしっかり表現せずに、バランスを見てところどころ塗り残します。
水色だけでは画面が平坦で物足りない感があるので、今回は部分的にY0000の色を混色します。
また背景の枝に、梅の花っぽく円形に塗ったものを散りばめます。
濃い色はなるべく後回しにしますので、最後に樹の枝を塗ります。
枝の節や樹皮はあまり描き込まず、ここでもザックリ広い範囲でE84をE80でぼかしながら塗っていきます。
ホワイト・ゴールド・パステルカラーのボールペンで効果を入れる
最後にホワイト・パステルカラーのボールペンで目の中や背景にハイライトと効果を、ゴールドのボールペンで梅の花の雄しべを書き込んで完成です。
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完成イラスト
完成品のイラストはこんな感じになりました。
水彩風なら、陰影や服のシワをあまり気にせず、しかも線画からインクがはみ出しても気にせず塗ってもいい感じになるので、コピックを始めたばかりの初心者さんでも比較的簡単に雰囲気のある塗りができると思います。
今回使用した画材
FIG/0 スケッチブック
私はFIG/0を使いましたが、滲みやすいスケッチブックの紙や水彩紙なら良いと思います!
カラーレスブレンダー
最後に効果を入れるのにオススメのボールペン
その他初心者向けコピックの塗り方おすすめ本
コピック使いとしてPixivやTwitterでも人気の絵師さんのテクニックが盛りだくさんです!
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Twitterでプレゼント企画もしてみました
今までTwitterでのプレゼント企画はやったことがなかったのですが、今回はせっかくの記念イラストなので、こちらのイラストをTwitterで応募していただいた方から抽選で1名様にプレゼントしました。