【ペルー・マチュピチュツアー】食事・治安・衛生面は?気になる情報を体験レポート

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こんにちは。Webデザイナー兼コピックイラストレーターの柚水流亜( @yuminaruaBlog@yuminarua)です。

このブログで何度かシリーズ記事にしているのですが、ついに先日新婚旅行で南米ペルーのマチュピチュ・ナスカの地上絵に行ってきました!!(*´ω`*)

 

海外旅行は何度か行ったことがありましたが、今回は人生で初めての南米・発展途上国。

治安や衛生面など何かと心配ごとも多く、事前に色々準備をして旅行に臨みました。

ネットで記事を漁りましたが、数年前の記事だったりすると「で、今はどうなの!?」と思っていました。

 

そこで、旅行に行ってみて実際どうだったのか。
2018年10月現在のペルーマチュピチュ・ナスカの地上絵を巡るツアーについて体験レポートをしたいと思います。

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ペルーでの食事について

ペルーの料理は果たして日本人の口に合うのかどうか、心配ですよね。

場合によってはインスタント食品を少し持って行った方がいいのかも…
そんな風に心配されている方のために、このレポートが判断材料のひとつになれば嬉しいです!

ペルー名物「セビーチェ」

セビーチェ

セビーチェはペルーの代表的な料理で、生魚をレモンでしめたものです。
ガイド本にも必ず紹介されていますし、ツアーだと大抵ツアー中の食事メニューに組み込まれているかと思います。

当初はマリネのようなものをイメージしていたのですが、結構レモンの酸味がしっかりと感じられました。

酸っぱいものが好きな私は割とアリでしたが、めちゃくちゃ美味しいかと言われれば…?という感じです。笑

 

ツアーだときちんとしたレストランで出されるので基本的には心配いらないのですが、とはいえ生魚ですので、生が苦手な方・元々お腹が弱い方は胃腸薬を持って行った方がいいかもしれません。

生魚に弱いツアー参加者の方で、お腹を壊している方もいました

トウモロコシ・キヌア・ジャガイモがとにかく多い!

【エビのスープと紫トウモロコシのジュース】

エビのスープ(トウモロコシ入)とチチャモラーダ

ペルーはトウモロコシ・ジャガイモの種類がとにかく豊富で、特にトウモロコシはどこへ行っても色んな形で目にします。

先ほどのセビーチェにも2種類のトウモロコシが添えられていましたし、スープにもよく入っています。

 

写真左側の紫色の飲み物は、紫トウモロコシのジュース「チチャモラーダ」。

日本で飲める味に例えることができないのですが、味は優しい甘さで、酸味は少ないです。

夫が言うには、「冷えていれば美味しいと思うけど、ぬるいと飲みにくい」とのこと。(出されたものは、ぬるかったです)笑

 

ぶどうジュースの酸味を抜いた感じと言いますか。さっぱり感はないです。笑

 

【キヌアのスープ】

キヌアのスープ

【キヌアを衣にして揚げたチキンカツ】

キヌアを衣にして揚げたチキンカツ

日本では健康食品でお馴染みの

  • キヌア
  • マカ
  • カムカム

などもペルーの名産です。

ホテルのビュッフェコーナーにも見たことのないナッツや穀物が所狭しと並んでいました。

ペルー「インカテッラ」のビュッフェ

ちなみにお米は細長くて水分の少ないインディカ米がよく出てきました。

肉と玉ねぎをトマトで煮たようなもの

↑肉と玉ねぎをトマトで煮たようなもの。

 

ペルーといえばコカ茶

麻薬であるコカインの原料である「コカ」がペルーでは伝統的な植物で、今なお国民に親しまれているポピュラーなものです。

高山病の予防にもなりますし、集中力を高めたい時など、現地の方々は日常的にコカを摂取しているようです。

現地ガイドさんもコカの葉を常備!笑

 

コカ茶

食後の飲み物でもコカ茶が普通に出ますし、街の市場ではコカの葉がそこらじゅうで売られています。

コカ茶の味は普通に緑茶の味に近かったです

 

コカの葉自体はあくまでも「原料」なので、毒性や依存性もそこまでないですし、旅行で少し味見する程度なら何も問題ありません。

もちろん国外へ持ち出すことは禁止されています!!
間違ってもお土産に…などとは考えないように!

 

ペルー料理のお味は?

辛いものが多い!

全体的に辛いものが多い印象です。

サラダのドレッシング類も唐辛子系の辛さがガツンとくるものばかりでした。

日本人が想像する「ピリッと」のレベルの2〜3倍くらい辛かったです。笑

イメージ的にはメキシコ料理などでよく使われるサルサソースのような、酸味と辛味のある味付けのものが多かったです。

 

【ペルー風パエリア】

ペルー風パエリア

ペルーは元々スペイン領だったとのことで、スペイン名物パエリアもありました。
ですが、以前スペインで食べたパエリアとは程遠かったです。笑

上に思いっきりハバネロ系のやつが刺さってます。軽くなめてみましたが、かなり辛いです。危険…。笑

香草としてパクチーのようなものを使っているので、タイやベトナム系の味に近いと感じる料理もありました。

とにかく味付は単純明快でハッキリ

素材の旨味・コク・風味というものが一切無いです。笑

とにかく味付けが単純明快でハッキリしています。

  • めっちゃ甘い!
  • キリッと酸っぱい!
  • しょっぱい!

という感じで、日本食のような繊細な旨味や素材の味といった、”ほのかな味”はあまり感じられません。笑

ソース類にも唐辛子を効かせた辛いものが多く、オーロラドレッシングのような見た目の、ピンク色のソースを見かけたら大体辛いと思っていただいた方がいいと思います。笑

食べられないほどマズイということはないのですが、改めて日本食って美味しいな〜って思いました。笑

 

【ピカロネス】

ペルーのスイーツ「ピカロネス」

↑揚げドーナツのようなものにシナモン風の黒蜜をかけたようなペルーを代表するお菓子です。
蜜は非常に甘く、一方でドーナツ(?)の方は甘みが全くないという、両極端な組み合わせのスイーツでした。笑

 

【キャラメルプリン】

ペルーのキャラメルプリン

ツアーオプションのハネムーンコースで、海沿いの高級レストランで出たデザート。

一見すごく美味しそうですが、

  • キャラメル味の生クリーム
  • キャラメルソース
  • キャラメル味のプリン

という衝撃のキャラメル味の特大攻撃に、一口食べただけでデザートはもう十分…という気持ちになりました。笑

甘いものは苦手ではないのですが、それでも全部は食べ切れなかったです

ペルーはキャラメルが好きなのか、とにかくキャラメル風味のスイーツが多くデザートはどれも強烈に甘いので、よほど甘いものが好きでなければ完食は難しいと思います。笑

ちなみにホテルのビュッフェなどで出るお肉料理は、比較的味付けに違和感ないものが多かったように思います。

一緒にツアーに参加していた年配の方の中には、慣れない料理に食事を残される方もいらっしゃいました。
偏食ぎみの方や、食べ物にこだわりがある方は日本食を持参することをオススメします。
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ペルーの治安について

ペルー首都:リマの治安

今回はツアーで行っていましたし、ツアーは基本的にバス移動がほとんどなので、直接危険を感じる場面はありませんでした。

首都リマの観光エリア

首都リマの観光エリア1

首都リマのお土産屋さん

首都リマの公園

ですが少し観光地を離れると、たとえ首都であっても、バスの中から見える外の景色は発展途上国を思わせる風景が広がります。

ペルー首都リマの郊外

ペルー首都リマの治安

今回宿泊した首都リマの【シェラトンホテル】には地下にスーパーマーケットがあるのですが、添乗員さんや現地ガイドさんからは「必ず地下のホテル専用通路から行って下さい。絶対にホテルの外には行かないようにと釘を刺されました。

 

ちなみに治安が悪いと言われるイタリアでも、夜にホテルの外に出て近くのスーパーマーケットに行くことは一応可能でした。(もちろん注意は必要ですが)

それだけペルーが治安の面で不安があるということですね…

砂漠もあります

私にはペルーに砂漠が多いイメージがなかったのですが、ペルーには砂漠もあり、ナスカの地上絵を見に行くためにこの砂漠の中をバスで通り抜けます。

ペルー首都リマをはずれた砂漠地帯

ペルー首都リマの治安を表す画像

首都を離れると、ペルーが発展途上国だという実感が更に湧いてきます。

そして砂漠の中を進めば進むほど、わらで壁を作ったような質素な家々が並ぶようになります。

こういった治安に不安のある場所での移動は、やはりツアーの方が安心感がありますね

マチュピチュの最寄り駅:マチュピチュ村の治安は大丈夫

マチュピチュの最寄り駅:マチュピチュ村の治安は大丈夫

マチュピチュの最寄り駅:マチュピチュ村の治安は大丈夫

マチュピチュの最寄り駅:マチュピチュ村の治安は大丈夫

首都リマでは治安の面でかなり不安がありましたが、マチュピチュへの最寄り駅:マチュピチュ村はホテルの周りもお土産屋さんが立ち並んでおり、夜に出歩いても大丈夫です。

もちろんスリなどには注意しましょう

 

お土産屋さんは夜9時〜10時くらいまでは開店しているようです。

私たち夫婦も夕方までマチュピチュを散策後、夕食を早めに食べ、その後にホテルの外へお土産を物色しに行ってました!

ペルーのトイレ事情・衛生面など

ペルーのトイレ事情

渡航前にかなり心配していたペルーのトイレ事情・衛生面ですが、事前に想像していたよりは全然良かったです!

ホテルのトイレはもちろん、飲食店や駅、美術館などの施設内のトイレであれば普通に抵抗感なく利用できます

マチュピチュ入り口の有料トイレも衛生面を懸念していましたが、日本の一般的な駅のトイレと差異はないと思います。

日本の下手な仮設トイレなんかに比べると、マチュピチュ入り口の有料トイレの方がよほど綺麗です。

もちろん都心部にあるようなオシャレ空間のトイレと比べたらダメですよ!笑

 

ただし、下水事情の問題なのか現地の紙質の問題なのか、トイレットペーパーをトイレに流すことはできません。

トイレにはゴミ箱が置いてあるので、そこに使用済みの紙を捨てるシステムです。

流せるタイプの紙は流してもOKなので、気になる方は日本からトイレットペーパーなどを持参しましょう!

ホテルでは、私達も日本から持参した流せるトイレットペーパー・ウェットティッシュを重宝しました。持っていってよかった!!

ただし、施設外のトイレは今回利用しませんでしたが、外観から見た感じですと日本の仮設トイレ同様、あまり衛生的ではないかもしれません。

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高山病は大丈夫?

高山病も渡航前にかなり心配していました。

実はマチュピチュ自体は標高3,000m以下なので、それほど高山病の心配は要らないようです。

ごく稀に高山病になる人もいるようですが、20名ほどいた私たちツアーメンバーも、年配の方も含めてマチュピチュ散策で息苦しさを感じた方はいませんでした。
(岩場を歩くので体力的にはしんどかったですが)

 

高山病の懸念があるのは、マチュピチュ村へ行く前に降り立ったクスコの方です。

こちらはマチュピチュ村よりも標高が高く、到着してしばらく散策していると、呼吸のしづらさを感じました。

 

ツアーでは酸素ボンベが1人1本配られ、ツアー参加者の皆さんも時々酸素ボンベを使用していました。

私たち夫婦も持参した酸素タブレットを食べつつ、意識的に深呼吸を繰り返すことで高山病にならないよう努めました。

 

また人間の血中酸素は数時間はもつようで、私たちのツアーではクスコでの滞在時間は短く、すぐに標高の低いマチュピチュ村へ向かったので、それほど高山病のリスクは高くない旅程だったようです。

しかもほとんどバス移動なので、じっとしている分には酸素の薄さもあまり感じません。

 

個人旅行の方や、ツアーによってはクスコに一泊する人もいると思うので、その場合は高山病を少し心配した方が良いかもしれませんね。

マチュピチュツアー旅行レポートはまだまだ続く!

以上、ペルーの基本的なところについて、実際に行ってみて感じたことなどをまとめてみました。

この体験レポートは文章がとても長くなりそうなので、続きは他の記事に分けたいと思います。

次は実際に旅行へ持って行って良かったもの・不要だったものについてまとめる予定です(^^)

果たして事前に心配して準備したものは役に立ったのか…!?笑
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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