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こんにちは。Webデザイナー兼コピックイラストレーターの柚水流亜( @yuminaruaBlog/@yuminarua)です。
引っ越しやらグループ展やら忙しくしていたら、約1年振りの動画投稿になってしまいました。汗
今回はTwitterでアンケートをとった結果、「パーツのメイキングをじっくりやってほしい」というお声をいただきましたので、宝石のオパールをメイキングしてみました。
ちなみにこのオパールは、私が以前グループ展で制作した「宝石蝶の羽化」という作品の中でも描いています。
【コピックメイキング】宝石を塗ってみた(オパール)
Y02 G02 R02 YG0000 YG03 B63 B41 B32 B0000 0
オパールの遊色部分を塗る
オパール特有の「遊色…光の反射で虹色になる部分」を先に塗ります。
塗る場所は割と適当で大丈夫ですが、ハイライト部分はなるべく避けて塗ります。
(今回は右上をハイライトにしています)
オパール本体の色を塗る
オパールの本体の色をB41を使って塗っていきます。
先ほど塗った遊色部分になるべくインクが重ならないように塗っていきます。(ざっくりで大丈夫です)
B0000で全体をなじませる
B0000を全体に塗って、先に塗った色をにじませます。
宝石の中の影を塗る
B32・B63を使って、オパールの中の影や色ムラを塗っていきます。
更に上からB41・B0000を重ねてグラデーションにしていきます。
遊色部分・全体の陰影を調整
色を重ねていく内に最初に塗った遊色部分が薄くなっていくので、全体のバランスを見ながら遊色の色を濃くしたり、足したりしていきます。
遊色は大きいところ・細かいところをあえてムラにしながら、オパールの球体を意識しつつ塗っていくようにします。
オパール自体の色の陰影も合わせて調整します。
背景に黒を塗ると宝石っぽさが際立ちます
必須ではありませんが、背景に黒色を塗って部分的に宝石の光が透けているところを作ると、更に宝石っぽく見えるようになります。
最後にホワイトを入れて完成!
Signo(シグノ)のホワイトで宝石のフチ・ツヤなどのハイライトを描いて完成です!
▼ 合わせて読みたい「ホワイトについて」の記事
今回使用した画材一覧
今回使用した紙は ポストカードサイズのケント紙です。
普段からよく使用している紙で、重ね塗りが多い私のような塗り方の場合は、インクが滲みすぎないこの紙は扱いやすいです。
宝石を描く時に参考にしている本です。
色別に宝石を索引できる上に語源なども載っているので、ページをパラパラめくっているだけでも楽しいです。
この本を見てると宝石を描きたくなります。笑
ボールペンタイプのホワイトです。
つけペンなどのを使わなくても手軽に細い線が描けるので、細かいホワイトを簡単に入れたい時によく使っています。
ただし、乾くと下のコピックのインクが抜けることがあり、不透明度も高くはないので、あくまで簡易的に使う程度にとどめています。
▼宝石をコピックで塗ってみたメイキングシリーズ