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こんにちは。Webデザイナー兼コピックイラストレーターの柚水流亜( @yuminaruaBlog/@yuminarua)です。
コピックは多様な色が揃っており、単色で塗るだけでなく、組み合わせ次第でさまざまな色合いを表現することができます。
そんなコピックの組み合わせをご紹介したいと思い、以前6パターンの金髪カラーバリエーションについて解説したところ、「銀髪も見たい」というお声をいただきました。
そんなわけで、今回はコピックで塗る銀髪6パターンの
- カラーバリエーション(色番号の組み合わせ)
- 塗り方
をご紹介します。
以前ご好評いただいた金髪塗り分けに引き続き、#コピック で6パターンの銀髪を塗り分けてみました!😁
同じ銀髪でも組み合わせやハイライトを残す量によって、微妙に印象が変わりますね。
個人的にはC3をベースにBV系やB系の薄い色を合わせることが多いです。
最後のカラフル〜なのは遊び心です😆✨ pic.twitter.com/ZS4yXtrCf7— 柚水 流亜(ゆみな るあ)@コピックイラストレーター (@yuminarua) October 5, 2019
「銀髪6パターン塗ってみた」コピックメイキング
基本的な銀髪の塗り方
髪を塗る時は基本的に以下の手順で塗っていきます。
- 影を先に塗っていきます。髪の陰影・ハイライト(髪の艶)を残すのを意識して塗ります。
- ベースになる色を影の上から重ねて、ハイライトに向かってグラデーションを作っていく。
- ぼかし用の薄い色を更に上から重ねて、ハイライトに向けてより自然なグラデーションになるように全体的にぼかしていく。
- 再度上から影用の濃い色・ベース色を重ねて、髪の流れと陰影(耳の後ろや襟足など)を描きこむ。
- 最後にホワイトで髪の流れやハイライトを描く。
銀髪6パターンのカラーバリエーションと使用したコピック色番号
シンプルなグレー系銀髪
シンプルにクールグレー系(C)の色のみで塗った銀髪です。
銀髪の色に迷ったらとりあえずこの色を塗っておけば間違いないという、ごくごくスタンダードな髪色です。
艶のあるブルーグレー系銀髪
冷たさとあたたかみが混在したフォームグレー系銀髪
少し赤みがかったあたたかみのある銀髪です。
影に使う濃い色のみ暖色系のトナーグレー(T)を使うことで、赤みを足しています。
ハイライトに向かってクールグレー系にグラデーションしているので、キューティクルの艶感は残しています。
全体的にあたかみの強いウォームグレー系(色素の薄い金髪寄り)
全体的にあたたかみのあるウォームグレー(W)・トナーグレー(T)をメインい塗っています。
見方によっては色素の薄い金髪にも見えます。(いわゆるシルバーアッシュ系の色)
かなり落ち着いた柔らかい印象になるので、柔和な銀髪キャラの表現にも合いやすいと思います。
青みの強いクールグレー系銀髪
BV系・B系をメインに使うことで、青系の銀髪になります。
シャープ・クール・冷ややかという言葉が似合いそうな印象の銀髪だと思います。
華やかでカラフルなクールグレー系銀髪
最後はいろんな色のニュアンスを入れたらカラフルな銀髪にしてみました。
光の反射具合を表現したい時や、全体的にカラフルな画面のイラストにしたい時に取り入れることができます。
ベースにC3・C1を全体に使いつつ、彩度の低いカラーをランダムに使っています。
ちなみにカラフルにしなくても、今回の色の組み合わせを参考に、BG10だけを使って緑っぽい銀髪にすることも可能です。
まとめ:色の組み合わせを変えるだけで異なる色の銀髪になる
今回はなるべく色数少なく、3色のみで塗っていきましたが、3色の中で1色異なるだけでも、その完成系は印象の異なるものになります。
今回はB系・BV系など銀髪と相性のいい青紫系を主に使いましたが、そもそもモノトーンの色がベースなので、他の有彩色(ピンクや黄緑、青緑など)とも自由に組み合わせやすいのではないかと思います。