【コピック初心者向け】銀髪6種類の塗り方・おすすめ色番号(メイキング動画あり)

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こんにちは。Webデザイナー兼コピックイラストレーターの柚水流亜( @yuminaruaBlog@yuminarua)です。

 

コピックは多様な色が揃っており、単色で塗るだけでなく、組み合わせ次第でさまざまな色合いを表現することができます。

私は大抵2〜3色以上の色を組み合わせて塗ることが多いです

そんなコピックの組み合わせをご紹介したいと思い、以前6パターンの金髪カラーバリエーションについて解説したところ、「銀髪も見たい」というお声をいただきました。

 

そんなわけで、今回はコピックで塗る銀髪6パターン

  • カラーバリエーション(色番号の組み合わせ)
  • 塗り方

をご紹介します。

同じ銀髪でも使う色によって雰囲気がガラッと変わります

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「銀髪6パターン塗ってみた」コピックメイキング

基本的な銀髪の塗り方

髪を塗る時は基本的に以下の手順で塗っていきます。

  1. 影を先に塗っていきます。髪の陰影・ハイライト(髪の艶)を残すのを意識して塗ります。
    銀髪の塗り方1:ハイライトの塗り残しを意識しつつ影を先に塗っていく
  2. ベースになる色を影の上から重ねて、ハイライトに向かってグラデーションを作っていく。
    銀髪の塗り方2:ベースになる色を影の上から重ねて、ハイライトに向かってグラデーションを作っていく
  3. ぼかし用の薄い色を更に上から重ねて、ハイライトに向けてより自然なグラデーションになるように全体的にぼかしていく。
    銀髪の塗り方3:ぼかし用の色を上から重ねて自然なグラデーションを作る
  4. 再度上から影用の濃い色・ベース色を重ねて、髪の流れと陰影(耳の後ろや襟足など)を描きこむ。
    銀髪の塗り方4:再度上から影用の色を重ねて、髪の流れと陰影(耳の後ろや襟足など)を描きこむ。
  5. 最後にホワイトで髪の流れやハイライトを描く。
    銀髪の塗り方5:最後にホワイトで髪の流れやハイライトを描きこむ
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銀髪6パターンのカラーバリエーションと使用したコピック色番号

シンプルなグレー系銀髪

シンプルなグレー系銀髪

使用色
C3・C1・C0

シンプルにクールグレー系(C)の色のみで塗った銀髪です。
銀髪の色に迷ったらとりあえずこの色を塗っておけば間違いないという、ごくごくスタンダードな髪色です。

C0の代わりにC1も使えます

艶のあるブルーグレー系銀髪

艶のあるブルーグレー系銀髪

使用色
C3・C2・B60
シンプルなクールグレーに、ぼかし用の色のみB系にした銀髪です。
先程のスタンダードなパターンに対して1色のみしか色を変えていませんが、それだけで青みがかった艶のある銀髪になりました。

組み合わせを1色変えるだけで印象が変わるのは面白いですね!

冷たさとあたたかみが混在したフォームグレー系銀髪

冷たさとあたたかみが混在したフォームグレー系銀髪

使用色
T2・C1・C0

少し赤みがかったあたたかみのある銀髪です。
影に使う濃い色のみ暖色系のトナーグレー(T)を使うことで、赤みを足しています。

ハイライトに向かってクールグレー系にグラデーションしているので、キューティクルの艶感は残しています。

全体的にあたかみの強いウォームグレー系(色素の薄い金髪寄り)

全体的にあたかみの強いウォームグレー系(色素の薄い金髪寄り)

使用色
C3・T1・W0

全体的にあたたかみのあるウォームグレー(W)・トナーグレー(T)をメインい塗っています。
見方によっては色素の薄い金髪にも見えます。(いわゆるシルバーアッシュ系の色)

かなり落ち着いた柔らかい印象になるので、柔和な銀髪キャラの表現にも合いやすいと思います。

C3の変わりにW系やT系を使うなど、暖色系の色の比率を多くすると更にあたたかみのある色になります。

青みの強いクールグレー系銀髪

青みの強いクールグレー系銀髪

使用色
BV20・B60・C0

BV系・B系をメインに使うことで、青系の銀髪になります。
シャープ・クール・冷ややかという言葉が似合いそうな印象の銀髪だと思います。

個人的には冷静沈着な銀髪キャラなどによく使う色の組み合わせです

華やかでカラフルなクールグレー系銀髪

華やかでカラフルなクールグレー系銀髪

使用色
C3・B41・V20・BG10・C1・E81

最後はいろんな色のニュアンスを入れたらカラフルな銀髪にしてみました。
光の反射具合を表現したい時や、全体的にカラフルな画面のイラストにしたい時に取り入れることができます。

ベースにC3・C1を全体に使いつつ、彩度の低いカラーをランダムに使っています。

ちなみにカラフルにしなくても、今回の色の組み合わせを参考に、BG10だけを使って緑っぽい銀髪にすることも可能です。

個人的にはキャラに合わせたイメージというより、作品の雰囲気によって遊び心を取り入れる意味で塗りたいカラーです

まとめ:色の組み合わせを変えるだけで異なる色の銀髪になる

今回はなるべく色数少なく、3色のみで塗っていきましたが、3色の中で1色異なるだけでも、その完成系は印象の異なるものになります。

今回はB系・BV系など銀髪と相性のいい青紫系を主に使いましたが、そもそもモノトーンの色がベースなので、他の有彩色(ピンクや黄緑、青緑など)とも自由に組み合わせやすいのではないかと思います。

描きたいキャラクターの個性に合わせて髪色も変えると、より魅力的なキャラづくりができるように思います。

今回使用した画材

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